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事業内容

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水下ファームの事業紹介

1酪農事業

お客様に安全でおいしい牛乳をお届けするために、牛舎の環境整備や牛の健康管理など、「牛のために何ができるか」を考え、
日々改善に取り組んでいます。

搾乳ロボット
搾乳ロボットを8台導入しています。
ロボットは常に稼動しており、牛たちは自分の好きなタイミングで、
搾乳ができる環境となっています。

送風機
近年、北海道(十勝)でも夏は暑い日が続くようになり、 暑さが苦手な乳牛には大きな負担になっています。
水下ファームでは、牛舎の天井に送風機を設置することで牛への負担を軽減する取り組みを実施しています。

2飼料生産事業

大型の収穫機を用いて従業員が自ら、牛の餌となる牧草やデントコーンの収穫を行っています。

Our Unique Initiatives

独自の取り組み

サステナビリティ

醤油粕

ゼンショーグループの一員であるメリットを最大限に生かし、グループ内で発生する副産物を牛の飼料として活用する取り組みを実施しています。
グループ会社の(株)サンビシから醤油粕を調達し、飼料として与えています。

醤油粕納品の様子

醤油粕

バイオガスの取り組み

牛の糞尿は、バイオガスプラントにて処理し、固形分は再生敷料、液体は肥料として活用しています。牛の糞尿を処理する過程で発生するメタンガスは、二酸化炭素の28倍もの温室効果を持つといわれ、地球温暖化の原因の一つとされています。
水下ファームでは、単に空気中に放出するのではなく、燃料として二次活用する取り組みに参画しています。
お取引先様の工場で液化バイオメタンに加工されたメタンガスは、天然ガスの代替として、乳業メーカーのボイラー燃料として利用され、将来的にはロケットの燃料として使用する計画も進められています。

発酵槽内部の様子

バイオガスプラント外観

畜産との連携

善祥園との協業

水下ファームと同じ大樹町内に、ゼンショーグループの肉牛牧場である善祥園があります。
グループ会社として、両社の連携を強化することで効率的に事業を展開しています。

受精卵移植 (ET : Embryo Transfer)

黒毛和牛の安定的な確保に向けた取り組みとして、和牛の受精卵をホルスタインの雌牛に移植することで、水下ファームにおいても和牛子牛の生産を行っています。
生まれた和牛の子牛は、善祥園で肥育牛として育てられます。

受精卵

受精卵移植の様子

牧草収穫

飼料価格が高騰する中、自給飼料の確保は畜産農家にとって重要な課題です。
水下ファームでは、牧草収穫作業を善祥園と共同で行い、適正なタイミングでの刈取りを行うことで、栄養価の高い良質な牧草を収穫しています。

デントコーンの収穫

バンカーでの鎮圧作業

MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)

牛乳の製品化

水下ファームでは、年間5,000t以上の生乳(搾ったままの乳)を生産しています。
自分たちが自信をもって育てた牛から搾られた生乳を、そのままお客様に飲んでいただきたいという気持ちから、独自のルートで牛乳に加工し、グループのスーパーマーケットで販売しています。
牧場から製造・加工先、販売店まで、ゼンショーグループの従業員が直接関与することで、商品の安全と品質に責任をもってお届けしています。

生乳は専用のタンクローリーで運搬

グループのスーパーマーケットで販売中(価格は24年9月時点)

ゼンショーのMMD

「世界中の人々に安全でおいしい食を手軽な価格で提供する」という使命を日々の業務に落とし込み、それを具現化したゼンショーグループの根幹システムがMMD(マス・マーチャンダイジング・システム)です。
原材料の調達から製造・加工、物流、店舗での販売までを、一貫して企画・設計、運営する、ゼンショー独自の仕組みで、創業以来続くゼンショー躍進の原動力です。
このMMDを全地球規模で広げ、安全でおいしい「食」を手軽な価格で提供していくことが、我々の大切な使命だと考えています。